相続★相続

2013年2月11日 月曜日

遺産分割-認知症の方がいる場合

遺産分割協議は、相続人全員で行わなければなりません。
誰一人、欠けた状態で行うことはできないのです。

もし、相続人の中に認知症の方がいる場合はどうなるのでしょうか?
認知症の方は、ご自分では、遺産分割協議を行う判断(意思表示)ができないとみなされます。
従って、認知証の方ご自身で、遺産分割協議に参加することはできません。
その場合、成年後見人の選任を家庭裁判所に申し立てる必要があります。
家庭裁判所で選任された成年後見人が、認知症の方(被後見人)に代わって、遺産分割協議を行います。
因みに、成年後見人の選任には、家庭裁判所にもよりますが、申し立ててから1ヶ月から2ヶ月程度かかります。

既に成年後見人が選任されている場合は、その成年後見人が、必ず遺産分割協議を行うのでしょうか?
もし、その成年後見人も相続人である場合、
例えば、お父様が亡くなった場合で、お母様が認知症で、お嬢様が成年後見人に就任している場合などです。
この場合、被後見人と後見人の間で、利益相反(利害が対立する)となるため、後見人は被後見人に代わって、遺産分割協議に参加することはできません。
このようなケースでは、認知症の方(被後見人)について、更に、特別代理人を、家庭裁判所で選任してもらう必要があります。

遺産分割協議行おうと思っても、その前にしておかなければならない手続きが必要となる場合があるんですね! 

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投稿者 田口司法書士事務所

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